巻き込まれたくない俺が孤高な悪役目指したら教師になってた話する？

歌声響く梅雨 ページ30

そして始まるは合唱祭
クラスメイトが初めて一致団結して思い出を作る行事

まぁ俺そんなもん無かったんですがね！！！！(クソデカボイス)

てかこの世界の曲俺歌えないんだよなぁ
前世日本人な俺からしたらテンポが独特というかなんというか、まじ歌いにくい

だから俺は人前で歌ったことがない…ある人を除いて

その前に俺が歌った曲は呪いの曲になるとか言われて歌う以前の問題だったがな！！






『…俺は歌の指導は専門外だ他を当たれ』
gr「そこをどうか！」

俺Aは今グルッぺンに迫まれてます
だから歌えねぇの！！
『そっちには歌のプロがいるだろう』

そうグルッペンのクラスメイトには音楽家の家系のヤツらが何人かいる
gr「しかしあいらの説明の仕方が全部擬音語でみんなはさっぱりわからんのだ」

あ〜説明するより見て覚えるタイプか

『そんなことを言われてもなぁ…みんなはってことはお前は？』
gr「なんとなくわかる」
『ならお前が通訳したら良いだろ』
gr「俺は歌にはあまり精通してないし自信がない」

そうか…まだ高一だもんなそりゃカリスマ性や発言力があっても不安になるわな

けど

『いいかグルッペン、この行事はお前達が成すべきことだ。大丈夫お前は自分が思ってる以上にみんなに慕われている、だからお前なら大丈夫だ』

俺とは違ってな

gr「本当に出来ると思うか？」
『当たり前だ』

gr「Aがそういうなら頑張ってみよう、しかしやはり不安だから…頭を撫でてはくれないか？」
そんな不安そうな顔をするなよ前世の後輩思いだして抱きしめたくなる

…事案にならねぇかな

『わがままな坊ちゃんだな』
まぁ大丈夫と信じて撫でよう…てか需要あるのかこれ

gr「それが俺だからな、お前に素晴らしい歌を届けてみせよう」
『ああ、期待して待っているぞ』














「いやぁ好かれてるねぇA」
『最早反応を楽しんでいるのではと思ってきた』
「ひねくれてんなぁw」
『お前に言われたくないぞ、ピクト』
「酷くない？！」

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