誰にも、言えない (ページ21)

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映画が始まると自然とまた手を繋がれた。

れんくんってこんなに大胆なの...？

ってか、勝手にれんくんは私の事好きなんじゃないかって思ってるけど違うかもしれない。

他の女の子にも同じことしてるかも。

...なんて色んなこと考えて映画に集中できない。

れんくんは映画に集中してる。

横顔が綺麗で見とれていた。

｢Aちゃん？俺じゃなくて映画見よ？笑｣

『あ...ごめんなさい』

れんくんの事を見てたのが知られて恥ずかしくなった。

もう1回見てみようと思ってれんくんの方を向く。

ﾊﾞﾁｯ

｢ふふ、どんだけ俺の事見るの？笑｣

『横顔が綺麗で見ちゃいました』

｢恥ずかしいから...映画見よ｣

やっぱりかっこいいな、さすがジャニーズ。

...映画集中しよう。

｢面白かったね！感動しちゃった｣

『ラストめっちゃ良かったです！』

｢んね！それじゃ、夜ご飯も兼ねて飲み行こっか｣

また自然に手を繋がれた。

もうこれはれんくん私の事好きって思っていいのかな。