誰にも、言えない (ページ16)

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『.......それって私に許可取りますか？』

｢ははっ、確かにな笑
じゃあ僕頑張っちゃおうかな｣

無邪気な笑顔でそんなこと言う、
やっぱり推しが世界で1番...好き。

『あの、ほんとは私、こーじくん推しなんです...
だからそんなこと...』

｢えっ？僕の事推しなん？えっ、えっ？
てっきりめめ推しかと思てたわあ、
なんか安心したわ｣

と、ニコニコ笑ってる。

こっちはそんなこと言われて困ってるのに...！

｢あ、そや！今日カメラ持ってきたんよ！
Aちゃんのこと可愛く撮りたいなーって！
モデルになってくれへん？｣

『私でよければ！』

話変えてくれたのかな？
やっぱりトーク上手だな。

お酒を持ってみたり笑顔でカメラ目線して見たりいっぱい撮ってくれた。

｢めっちゃ可愛い！これ見て見て！｣

と、急に隣に座ってきた。

ゼロ距離やばいって...！

｢これこれ、めっちゃ可愛い！
写真映えすごいわ！
よかったらこれからも色んなとこ行ってモデルなってくれん？｣

なんかそれプロポーズみたいじゃん...