誰にも、言えない (ページ11)

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🖤 ページ11

こーじは目を丸くしていた。
そりゃそうだよな、昨日会ったばかりの子を好きとか言って、
俺だってどうかしてると思うよ、でも一目惚れなんだ。

｢あ、やっぱり？なんか見てる感じそうやと思ったんよ！
もちろん応援するで！｣

こーじは否定するどころか応援してくれると言ってくれて嬉しかった。

｢でもスキャンダルだけは気ぃつけや！｣

｢わかってる、ありがとうね｣

｢早速デート誘ったらええやん！｣

いやいや、急すぎでしょ笑
って思ったけど声が聴きたいから電話してみようかな。

電話に出たAちゃん、ほんとに声も可愛い。

会いたいと口に出してしまった。

彼女も会いたいって言ってくれて、凄く嬉しかった。

これは本気だ、あの笑顔は俺だけに向けて欲しい。

これから頑張ろう、

こーじが言ってたようにスキャンダルには気をつけないとな。

デート、どこに行こうかな。

もう頭の中はAちゃんでいっぱいだった。