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『 えっ、えっ…!!』
と2回も変な声が出て恥ずかしくなり、私の顔は真っ赤になった。
「あ、あの…」
と言葉を濁す彼に私は、早く腕を離してくれと思うばかりだった。
恥ずか死ぬ…!
「今から友達と俺ん家で家飲みしようってなってるんですけどお姉さん来てくれませんか?」
その言葉に私は目が点になった。
聞き間違えではない…か?
『 えっと…』
と、戸惑う私を見て彼は、
「あ、すみません急に。お姉さんとても可愛らしい方だなって思ったので…
決して変な意味ではなくてですね…」
と、少し慌てる彼。
色んな事が頭をよぎった。
とても行きたい…!
明日は休みだし、相手はあの目黒蓮、断る理由はない、
それにもう1人友達がいると言うけど…
もしかしてメンバーの誰かだったら…と、思うともう返事は決まっていた。
『えっと、 いいんですか…?』
そう言うと彼は小さくガッツポーズをしたように見えた。
「嬉しいです…!じゃあ行きましょう?」
と、自然と手を繋ぎながら彼の家に向かった。
私の顔は耳まで真っ赤だった。
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作者名:みゆどら | 作成日時:2023年6月16日 17時