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待ち合わせ場所から少し歩いた先には
「もしかして、ここ？」
目「そう。A前に行ってみたいって言ってたでしょ？」
ここはかなり前に春乃がデートしたって話を聞いて行きたいと言った場所でデジタルアートが楽しめるミュージアム。
「かなり前の話なのに、、覚えててくれたんだ」
すごい記憶力、、。羨ましい。
目「もちろん、好きな子なら尚更、」
なんか後半声が小さくて全く聞こえなかったんだけど、
「ごめん、なんて言った？」
目「いや、なんにもない、行こう？」
「うん！」
中に入ると様々なアート作品が。
「すごい、、綺麗」
目「本当、想像以上に綺麗」
隣のめめも感動してるみたい。
目「A」
名前を呼ばれ振り向くと
「ん？あ、もしかして動画回ってる？」
目「作品に使おうかなって」
「私も撮っておこ〜」
目「なんかこうやって写真撮りあってるのいいね」
ふわっと微笑むめめ。
やっぱ綺麗な顔してるなぁ
目「ん？どうしたの？」
「いや、めめって本当綺麗な顔してるなって思って」
目「、、、」
あれ、急にフリーズしちゃった。
「ごめん、今の嫌だった、？」
目「いや、嫌じゃないんだけど、Aの方が綺麗っていうか、可愛いっていうか、」
「え、なんて言った？音楽で聞こえなくて、、」
もしかして怒らせた、？と思っていると、
目「こっち」
「わ、」
グイッと肩を抱き寄せられる。
目「あ、あれ見て、康二に似てる笑」
壁の魚を見て指さすめめ。
康二には失礼だけど、
「確かに似てるね笑」
目(暗くてよかった、絶対今顔真っ赤なんだけど、)
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作者名：月乃 | 作成日時：2022年8月9日 23時
