プリムラ・ジュリアン-2- (ページ8)

今日:2 hit、昨日:3 hit、合計:65,140 hit

５８ページ8

【明日10時〇〇で】

めめからの連絡通り、〇〇に10時に着く。
休日ということもあり、家族づれやカップルで賑わっている。

めめどこにいるんだろう、？
背高いしイケメンだし目立ちそうなんだけどな〜
周りを見渡してもそれらしき人はいない。

電話しようかな、なんて思っていると

「え、」

急に視界が真っ暗に。

「ちょ、何？！」

？「おはよう、驚いた？笑」

頭上からはよく知る声が。

めめの手によって目隠しされていたのだ。

「めめ！」

目「正解」

「急に見えなくなるからびっくりした笑」

目「ドキってした？」

「いろんな意味でね笑」

目「まぁいいや。今日はたくさん俺にドキドキしてもらうからね」

「ちょ、ドキドキしてもらうって、」

めめの急な発言に宣言通りドキドキしてしまう。

目「はい、手貸して」

ぎゅっと右手が繋がれる。

「え、手繋ぐの、？」

デートも手を繋ぐことも慣れてないわけで。

目「ふ、もう顔赤いよ笑」

「揶揄うな！」