プリムラ・ジュリアン-2- (ページ49)

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「蓮、ごめん」

蓮に腕を引かれながら祭りを抜け宿に戻った。

蓮「いいよ、無事でよかった」

そう微笑む蓮の横顔を見ていると胸が苦しくなる。
こんな顔させてるのは私か、、。

蓮「悪いと思ってるなら来年はさ、誰にも邪魔されないように2人でお祭り行こう？」

来年、、。流星を見た時もそう言ってた。
どうしてこんな素敵な人が私なんかを。

蓮「そんな顔しないで、困らせたいわけじゃなくて、、」

「ごめん、私も蓮にそんな顔させたいわけじゃないの、」

蓮「俺は良いんだよ、好きでAのそばにいるから。」

”明日も早いし今日はもう休もうか”

そう言って蓮は自分の部屋に戻った。

色々ありすぎて疲れたなぁ。

自分の部屋に戻りベッドに横になるととすぐに意識を手放した。