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「うわ〜すごい!屋台たくさん!」

宿から徒歩10分ほどの神社のお祭り。

蓮「はしゃぎすぎ笑」

「お祭りって何回行ってもワクワクするんだもん」

蓮「はいはい笑ちゃんと手繋いでてね」

「はーい」

蓮「何か食べる?」

「じゃあ、かき氷とチョコバナナとたこ焼きと、、」

蓮「そんなに食べれるの?笑」

「全部半分こしよ!」

蓮「いいよ笑 そこにかき氷あるけど食べる?」

「食べる!」


それから私の食べたかったチョコバナナもたこ焼きも付き合って貰った。

蓮「あ、射的とかやる?」

「やりたい!」

蓮の提案で射的をやることに

射的に向かうと

木「大ちゃんがんばれ〜!」

佐「よ〜し!嫁救出だ!」

木「よ、嫁、?」

浴衣姿の大介と木下さんが。

「あ、、」

蓮「佐久間くんと、、えっと」

「彼女の木下さん」

彼女というワードに複雑そうな顔をした蓮。

蓮「射的やめる?あっちに金魚掬いもあったし」

「でも蓮射的やりたいy 木「あれ?Aちゃん!」

木「と、彼氏さん?」

「あ、こんばんは」

蓮「こんばんは」

木下さんが可愛らしく手を振っている。
隣の大介も私たちに気づいたようで

佐「え!あ、Aと蓮じゃ〜ん!」

ニコニコと手を振っている。

私と蓮を見た後、キョロキョロ周りを見て


佐「あれ、2人?」

不思議そうな顔をした。

なんて返そうかと悩んでいると、

蓮「そう、デート中だから邪魔しないでね」

そう言って蓮は繋いでいた手を2人に見せつけるように更にぎゅっと繋いだ。

佐「デート、、」

大介は何故か目をキョロキョロさせてぶつぶつ呟いている。

木「2人ともお似合いだね!ね、大ちゃん」

佐「え、あ、うん。そうだね」

木「2人の邪魔しちゃいけないし、私たち行こっか?」

木下さんが大介の腕を引っ張って私たちの横を通り過ぎた。

蓮「佐久間くんってさ、」

「ん?」

蓮「いや何いもない。射的しようか」

「うん、やろう」






蓮(マジで佐久間くん自分の気持ち気づいてないの?)

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作者名:月乃 | 作成日時:2022年8月9日 23時

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