プリムラ・ジュリアン-2- (ページ35)

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3時間ほどバスに揺られ目的地へ到着した。

「ふっかいつまで寝てるの！」

ずっと私の肩で寝てるから肩が痺れて感覚がない。

深「ん〜」

佐「おい！バケモン！起きろ！」

大介がガンガン揺さぶる。

深「あれ、お前なんでいるの？」

佐「いや一言目それは可笑しいだろ！てか何でAの肩使ってんだよ！」

深「ん〜ああ、最高だった。帰りは膝でお願いするわ〜」

「絶対嫌です！」

蓮「てかもうみんな降りてるよ」

蓮の言葉通りバスには私たちしかいなかった。

「うわ〜山だ！」

佐「ちょーきもちい〜！」

翔「日焼けするわ、最悪。」

バスから降りると、都会には無い自然豊かな景色。

蓮「帰りは俺がAの隣座りたい」

「ん？隣？」

蓮「ふっかさんと佐久間くんずるかった。先に帰りの隣予約しておく。」

「予約って笑そんなことしなくても一緒に座ろう」

蓮「よっしゃ！」

軽くガッツポーズしてる蓮が可愛い。

なんか大きな犬みたい笑

翔「おーいお前ら行くぞ〜」

「はーい」

こうして2泊３日の合宿がスタートした。

宿に荷物を置きに行き、隣の体育館へ集合する。

1日目は体育館を借りてスポーツをするらしい。
夜はバーベキューと花火。

何をやるか聞いてなかったから、スポーツできる服なんて持ってきてない。
スポーツも苦手だし見学でいいか〜
と思い端でちょこんと座る。

あ、大介転んでる笑
昔から運動できないもんなぁ笑

ふっかは相変わらず何でもそつなくこなすな〜
これはモテるのも頷ける。

翔太もこういう時ちゃんとやるんだ
めんどくさそうにしてると思ったら、本気でやってる。
なんかギャップ笑

あ、蓮がゴールした。背高いしバスケ似合うなぁ
女の子も目がハートになってる笑

心の中で実況しながら試合を見ていると

？「隣いい？」

「え、」