プリムラ・ジュリアン-2- (ページ17)

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あれから3時間。バーテンダーの宮舘さんに大介との思い出話や愚痴をずっと聞いてもらった。

宮舘さんの作るお酒はどれも飲みやすくて美味しい。

「これと同じものをもう一杯ください〜」

宮「Aさん、流石に５杯目はやめた方が良いと思いますよ、こちらにして下さい。」

「ええ〜これおみずじゃないですかあ」

宮「酔いを覚ましてください、こんな状態で帰ったら危ないですよ、」

「ん〜、」

宮舘さんみたいな紳士な男性を好きになったら幸せだろうなぁ〜

気づけば23時すぎ。
確か明日の予定は、、なんだっけ

ふわふわする頭では何も考えられない。

「宮舘さん〜、ご馳走様でした〜」

宮「Aさん、帰れますか？お客様もいないですし、少し待っていてくだされば送りますが、」

流石に何時間も愚痴を聞いてもらった上に送ってもらうなんて事は出来ない。

「だいじょうぶです、ここから近いので〜」

宮「そうですか、ではまたお待ちしてます」

「ありがとうございます〜また必ず来ます〜」

エンジェルキッス【貴方に見惚れて】