プリムラ・ジュリアン-2- (ページ25)

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深「まだ眠い、、もう一回寝よ〜」

「え、ちょ、」

起こしかけた体がグイッと引っ張られ、もう一度布団の中へ、

後ろから抱きしめられてるし、、。

でもなんか落ち着くし今日は大学もない。
もう少しだけこのままでもいいかな、
そう思っていると

〜♪〜♪〜

「あ、私の携帯」

【着信：春乃】

あれ、こんな時間にどうしたんだろう、

「もしもし、春乃？」

春「もしもし？じゃない！！あんた今何時だと思ってんの！！」

「え、まだ朝の8時だけど、」

春「は？！あんたの家の時計壊れてんの？！今もう12時！！てか今日みんなで勉強する日でしょ！！」

今日って、、蓮の家での勉強合宿、、だ。

「え、待って待って、12時？！」

あの壁の時計もしかして、、

案の定

深「あ〜あれ止まってるわぁ」

「何でそのままなの！」

春「ちょ、今男の声した？！」

あ、やばい。

深「ん〜佐久間〜？わら」

違う、違うから。頼むから静かにしてくれ！

空気の読めないふっかの口を手で塞ぎ

「いや、気のせい！テレビの音じゃない？！てか今すぐ行くから！！」

それだけを伝えて電話を切る。

深「ちょ、お前殺す気かよ！」

「あ、ごめん、てか私もういく！！ありがとう！」

深「は？え、ちょ」

「またね！！」

その辺に散らばった服を着てカバンを持ってふっかの家を出た。