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「本当大介のばか！！こんなに好きなのに、ずっと私が隣にいたのに〜」
深「はいはい、もうその話5回目よ？わら」
「中学まではインキャだし、高校は明るくなったけど、二次元にしか興味なかったのにさ？！大学に入って急にかっこよくなるし、よりによってサークル1の美人となんて、」
深「うんうん、つらいねぇ」
「はぁ、もう無理、やり直したい」
あれから何時間が経ったんだろうか、
テーブルには空の缶が何本も。
深「もう佐久間なんてやめちゃえば〜？」
「やめるってぇ、私はもう好きじゃないの！」
深「あ〜、そうだね、うんうん、もう好きじゃないもんね」
「頭撫でるなぁ！」
深「佐久間の代わりに、俺とかどう？」
「え〜ふっか？」
深「そう、ふっかとか」
確かに優しいし、やけ酒にも付き合ってくれるし、本当に嫌なことはしないし、顔だってかっこいいし、、。少しでかいけど、
深「ねぇ、大丈夫？顔赤いよ？わら」
ニヤニヤしながら覗き込むな
「真面目にふっかの事考えてみたんだけど、、、」
深「おぉ、どうよ俺」
「何でふっかって彼女作らないの？」
深「え？」
「いや、いつも周りに女の子たくさんいるのに何でかなって」
深「そんな事より、そこは佐久間やめてふっかにする！の所じゃん？わら」
「だって気になるんだもん、」
いつも私の大介の話ばっかりで、ふっかや翔太の話は聞いた事なかった。
急に真面目な顔になるふっか。
深「俺はいいのよ」
「どういう意味？」
深「俺は彼女とかいいの、作らないし
作れないの」
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作者名：月乃 | 作成日時：2022年8月9日 23時
