プリムラ・ジュリアン-2- (ページ20)

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「何で、こんなことっ、」

深「Aがあの男としようとしてたこと。」

「え、」

深「こういう事したかったんでしょ？」

「いや、そういうわけじゃ、」

深「じゃあどういうわけで着いて行こうとしてたの？」

「、、それは、」

正論を言われ、何も言い返せず黙り込んでしまう。

ハッとした顔の後、

深「ごめん、やりすぎたね。でもわかったでしょ？こういう事なんだよ」

私の頭に手を置いて優しく撫でる。

深「何であんなことしたの？」

今度を小さい子をあやすかのような優しい声

「、、、」

深「って、言いたくないよなぁ、俺だってキスして最低なことしたのに変わりはないし。」

何だかふっかがすごく辛そうな顔をしていて、

「ふっかは最低じゃない、確かに初めてだったしびつくりしたけど、」

思わずそんなことを口走る。

深「けど、？」

「でも、ふっかなりの優しさなのかなって思ったし、あの知らない人よりはふっかでよかったと思う、」

「あ、、ごめん、変なこと言った、」

勢いで余計なことまで言ってしまい、恥かしくなる。

目の前のふっかは目をまん丸にして

深「何それ、かあいすぎでしょ」

「ちょ、」

ぎゅーっと抱きしめられる。

「ふっか、くるし、い」

深「もう少しこのまま」

嫌じゃない、むしろ心地いいかも、なんて思っていると、

ふっかはすっと離れて、ニヤッと一言。

深「お前って、意外と着痩せするタイプ？」

「、、、最低！！」