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遠くて2人の会話は聞こえない。
でも大介のTシャツを着てる木下先輩と幸せそうに微笑んでいる大介を見て2人の関係がただの友達ではない事は恋愛赤ちゃんの私でもわかる。
とにかくこのまま鉢合わせたくない、その一心でマンションを後にして近くの公園まで走る。
公園につきベンチに座ると止まることの知らない涙が溢れ出てくる。
それからは溢れる涙とこの気持ちをどうにか消化したくて、同じサークルの友人2人に連絡し、やけ酒に付き合ってもらうことに。
居酒屋に着くと既に2人は個室で待っていた。
「急に呼んでごめんね、来てくれてありがとう」
深「お、きたきた〜って、え、ちょ目真っ赤じゃん、なんかあったとは思ったけど、こりゃただごとじゃないね」
私の顔を見るなり心配そうに覗き込みながら頭を撫でてくれるふっかと
渡「大丈夫かよ、、ちゃんと目冷やさないと腫れるぞ」
口調は強くてもなんだかんだ優しい翔太
深「とりあえず飲み物頼もうか。ゆっくり話聞くからね」
いつもはモスコミュールを頼む私も、今日は全部忘れてしまうぐらい酔いたくて、
「とりあえず生一つ!!!」
深「え!?飛ばし過ぎ!!」
渡「まじかよ笑相当きてんな笑笑」
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作者名:月乃 | 作成日時:2022年7月13日 18時