検索窓
今日:1 hit、昨日:11 hit、合計:83,792 hit

11 ページ11

先にシャワーを借りふっかが上がるまでキッチンで朝食を作る。

丁度朝食が出来上がった頃、

深「うお〜いい匂い」

シャワーから上がったふっかがキッチンに入ってきた。

「あ、キッチン勝手に借りてごめん、時間ないから朝ごはん作っちゃった」

深「いや、マジありがとう!ちょ〜美味しそう」

「あと、洋服もありがとうね」

深「ふっ、全然いいのに笑 それ意外と似合ってるじゃんわら」

「ちょっと大きいけど、可愛い」

深「なんか彼女みたい、抱きしめていい?」

「調子乗るな!!変態!」

深「はぁーい、さぁご飯ご飯〜」

心なしかふっかがいつもよりテンションを高くしてくれてる気がする。
きっと昨日の今日だから私が落ち込まないようにしてくれてるのかな、なんて、

「ふっか」

深「ん?」

目の前で卵焼きを美味しい美味しいって食べてるふっか

「ありがとう」

深「こちらこそ、美味しいご飯ありがとうね」

「ううん、ほんとありがとう」







それ以上は聞かずに、ずっと美味しいって食べてるふっかを見て、
今目の前で私の作ったご飯を食べてるのが大介だったらいいな、
なんて思ってしまった私はきっと最低だ。

12→←10



目次へ作品を作る
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.8/10 (113 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
249人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:月乃 | 作成日時:2022年7月13日 18時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。