プリムラ・ジュリアン-1- (ページ30)

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康「はぁ〜授業やっと終わったわ〜」

目「まじで何言ってるかわかんねぇ」

春「やばい、私も全く」

「嘘でしょ、、」

康「俺なんて聞いてないもん！写真は座学なんかで上手くならへん！あれはセンスや！」

何とも康二らしい考え方笑

だけど

「みなさん、今月の期末どうするの」

春「ねぇ！まじ無理！１年生の前期で必修落とすとかやばいよね？！」

さっきまで鋭いツッコミをしていたとは思えない程勉強が苦手な春乃。
そして、全く話を聞いていない康二と今までの中間テストは全部赤点レベルのめめ。

みんなどうやって大学入ったの、、？

目「しかもテスト終わったら夏休み中の課題で俺ら作品作るんだよね、」

康「映攻(映像専攻)は作品作りなんや！どんなん作るん？」

「5分ぐらいの短い映像を作成するの」

康「おもろそう！！」

「写攻(写真専攻)はそういう課題出てないの？」

康「夏の写真集を作る課題は出てたわ〜」

「夏の写真集！夏の思い出たくさん作らないとね」

康「そうやねん！だから3人に協力してもらおうと思って！」

春「楽しそう！みんなで海とかBBQとか祭りとか！」

目「せっかくプロのカメラマンいるし、俺らも康二に手伝ってもらおうよ」

康「お！カメラのことなら任せとき〜」

「じゃあ4人で協力して、単位ゲットしよう！」

目「座学はAさん、お願いします。」

なんて大袈裟に頭を下げるめめ

「ビシバシとやります！赤点取ったら夏休み無しね！」

康「こ、こわ、、」

目「顔がマジじゃん」

「笑笑」

男性陣をビビらせていると、春乃が目を輝かせながら

春「よし！勉強合宿しよう！」

なんて言い出した。

こうして私たち4人は勉強合宿と作品作りも兼ねて夏の思い出作りを行うことに。
今年の夏は忙しくも楽しくなりそう。