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大介の顔を見た瞬間、心臓が早くなる。
慌てて前を向き直す。
2人は気づいていないようだが
翔「涼太、水ちょうだい！」
宮「はいはい。他のお客様もいるんだから静かにしてね」
翔太が声と共にこちらに近づいてくる。
寝ている康二の横でお水を待っている様子。
ていうか、今宮舘さんのこと、名前で呼んだ？もしかして知り合い？
バレませんように、そう思いながら顔を下に向ける。
しかし、そんな祈りも虚しく
翔「え！！！康二？って、、うぇ！！！」
翔太の大きな声に驚き顔を上げてしまい、目をまん丸にして固まっている彼とばっちり目があった。
「あ、ヤッホ」
とりあえず手をあげ挨拶してみる。
翔「お、おう」
何だこのぎこちなさ。
そんな空気を壊してくれた救世主宮舘さん。
宮「はい、お水。あれ、翔太とAさんも知り合いなの？」
翔「ああ、大学の友達」
宮「そうなんだ、いつも翔太がお世話になってます」
驚いている私と翔太をよそに1人落ち着いている宮舘さん。
え、いつもお世話に？
「宮舘さんと翔太って、、」
宮「俺たち幼馴染なんだ」
「幼馴染、、、？」
翔太と宮舘さんが、、？
こんなにも違う2人が幼馴染？！
翔「おい、今失礼な事考えてるだろ」
「いや、ソンナコト、、」
翔「おい！」
いかにも不満！という顔でどんどん近づいてくる翔太と
宮「こら、女性には優しくしないと」
相変わらず紳士な宮舘さん。
宮舘さんに言われ静かに私の横に腰掛けた翔太。
宮舘さんの言うことは聞くんだ、、笑
翔「何にやけてんの」
「いやごめん笑2人のやりとりが面白くて」
宮「よかったね翔太」
翔「いや何でだよ！」
そんなやりとりを見ていると
翔「てか今日は康二と2人なの」
また少し不満そうな顔の翔太。
「うん、春乃と蓮は課題が終わらなくて」
翔「ふーん」
「翔太は大介と2人って、なんか珍しいね。ふっかは？」
翔「なんか最近あいつ授業終わるとすぐ帰るんだよね。遊んでた女全員とも関係切ったらしい。」
なんか知ってる？
そう続けた翔太。
ここ１、２週間私はふっかに会えていなし連絡もとっていない。
元々、連絡を取り合うほどの仲ではなかったけれど。でも、少しだけ寂しいかも。なんて。
きっとりかさんのお見舞いに行ってるんだろう。
遊ぶのもやめてちゃんと向き合ってるんだね。
「連絡とってないから何にも知らないや」
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月乃(プロフ) - 綾音さんさん» お返事ありがとうございます！パート4に突入致しました。そちらでもどうぞよろしくお願い致します🙇！ (2023年3月6日 2時) (
レス) id: c428a46953 (このIDを非表示/違反報告)
月乃(プロフ) - mhygkjV6さん» 初めまして。コメントありがとうございます！切ない恋物語が一つのテーマなので、泣いて頂けたとは嬉しい限りです。頂いたコメントを励みに今後も更新してまいりますのでよろしくお願いいたします！ (2023年3月6日 2時) (レス) @page50 id: c428a46953 (このIDを非表示/違反報告)
mhygkjV6(プロフ) - 初めまして。あまりのお話の面白さに一気読みしてしまった者です。主人公に感情移入しすぎて泣きながら読ませていただきました恥 とても続きが気になる作品!ぜひとも、続きを書いていただけること楽しみにしています! (2023年3月3日 17時) (レス) id: 78da2c283b (このIDを非表示/違反報告)
綾音さん(プロフ) - わー！早速の更新、本当にありがとうございます！！！いくらでも待ってますので、月乃様のペースで続けていただけたら嬉しいです☺️☺️楽しみにしてます！ (2023年2月28日 1時) (レス) @page48 id: 234acb1ed5 (このIDを非表示/違反報告)
月乃(プロフ) - 綾音さんさん» 初めまして！コメントありがとうございます。最近、お話の続きがなかなか思い浮かばず、行き詰まっていたのですが、綾音様のコメントを読み、また頑張ろうと思います。ご期待に添えるかは不安ですが、更新してきますのでこれからもよろしくお願い致します！ (2023年2月28日 0時) (レス) id: 53a40f882c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：月乃 | 作成日時：2022年8月15日 16時
