一星充と純愛と狂愛〈リク〉 ページ42
ついに証拠を掴まれてしまった。俺がオリオンの使徒だという決定的な証拠を、オリオン捜査官の柊Aに。
だがこれは好機でもある。
なぜならば、俺は柊Aのことが好きだから。もし俺と二人になりたいだなんて言われて本当にそんな場面になったら、俺は自分を抑えることなんてできるわけない。
しかしその"もし"が"もし"ではなくなった時、俺がすることは一つだけだ。
−柊Aを俺のモノにする。
夜、柊Aに呼び出された。二人きりで話したいことがあると言われ連れて来られたのはあいつの部屋だった。
部屋に入った瞬間、無防備な背中から覆い被さるように抱きつき、口にクロロホルムを浸したハンカチを押し当て、体の力が抜けるのを待った。
抵抗されたが徐々に力が弱くなり、少ししたら寝息が聞こえてきた。
後ろにあったドアの鍵を閉めて、Aを抱えてベッドに横たわらせた。
「あぁ…綺麗だなぁ…。」
手足を縄で縛りベッドから逃げられないようにする。それからAに跨がり一方的に深くキスをする。時々口を離して起きたか確認する作業を繰り返し十分くらいしたとき、Aが目を覚ました。
「…んっ…？………んぅっ！？…は、ぁ……。」
今まで俺を見てた鋭い目つきとは違う、屈辱感を味わいながらも快感に抗えない目。最高だ…！この感覚を忘れてほしくない。どうすればいいのか。……そうだ、アレを使おう。
縄と一緒に持ってきたガムテープを口を覆える程度の長さで千切り、Aの口に貼り付けた。
「やっと…やっと手に入った…！ずっと待ってた甲斐があった！これでAは俺のモノだ！二度と逃げられない！
…Aも、幸せだろ？」
涙を流すA。ああ、嬉し泣きか。悲しいことも苦しいことも何もないもんな。
「オリオン捜査官なんて辞めろ。あんなところにいても、お前にいいことなんて何もない。」
「お前には、俺がいればいいんだから。」
ガムテープを剥がさずただ俺の言葉を聞くだけのAが愛おしくて堪らない。声も好きだが俺に服従することしかできないAも可愛くて好きだ。
俺はきっと狂っているのだろう。でもAなら俺から離れていかないよな？
−永遠に愛してる。
(オリオン捜査官って何のこと？私はただ一星くんに、「好き」って言いたかっただけなのに)
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美紅(プロフ) - 楯山アヤメさん» そうですか… (2019年3月20日 22時) (
レス) id: 5e245d9090 (このIDを非表示/違反報告)
楯山アヤメ(プロフ) - 美紅さん» すみませんが小説自体のリクエストは受け付けていません。受け付けているのは次回作の短編集のものだけです･･･。 (2019年3月20日 22時) (レス) id: 8a9156fa53 (このIDを非表示/違反報告)
美紅(プロフ) - 楯山アヤメさん» いいえ、小説です (2019年3月20日 22時) (レス) id: 5e245d9090 (このIDを非表示/違反報告)
楯山アヤメ(プロフ) - 美紅さん» 『君との時間』のリクエストでしょうか？ (2019年3月20日 22時) (レス) id: 8a9156fa53 (このIDを非表示/違反報告)
美紅(プロフ) - イナズマイレブン 無印時代 マックス君 FF編&エイリア学園編&FFI編 FF編はマックス君の幼馴染であり猫耳帽子のキャップエイリア学園編はオリキャラ登場するキャラバン参加するためFFI編はイナズマジャパンの代表選んだの物語です (2019年3月20日 22時) (レス) id: 5e245d9090 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：楯山アヤメ | 作成日時：2019年2月11日 21時
