＊ ページ38
＿＿！＿＿！
「A！」
真っ暗な世界に光が差し込んだと思ったら、周りに沢山の人がいた。
「あれ、私…？」
「ようやく目を覚ましたのね…。」
ついさっきのはずなのに久しぶりに会う感じがするみんな。
「姉さん…みんな…それに照美まで…？そんなに寝てた…？」
お日さま園だから姉さんとみんながいるのは普通。照美がいるのは…姉さんが連絡したら？幼なじみの照美は過保護だからわざわざ来たっていうのはありえそうだ。
「…覚えてないの？あなた、ここからいなくなったのよ？」
「………はぁ！？いなくなったってどういうこと…！？」
「落ち着いて。あのね、ヒロトが作った物っていうのが、時空を超えるトリップをしてしまうものだったの。偶然にもスイッチが入ったものがあなたにあたってトリップしてしまったのよ。」
淡々と言う姉さんだが一つ文句を言いたい。
「…元凶ヒロトじゃんか！え、なに？てことは夢じゃなくて現実だったわけ？」
「多分そうよ。」
なに？私未来変えちゃったわけ？大丈夫なのそれ？
「…ま、いっか。」
みんなに「もう大丈夫だよ。」と声をかけて部屋に戻ってもらった。
私を部屋まで送りたいと申し出たのは照美とヒロトと、なぜかタツヤとリュウジの四人。
部屋まで向かう途中にタツヤが聞いてきた。
「A、トリップして何かあった？」
「へ？」
間抜けな声、と笑うヒロトに鉄槌を下す。「いってーな！」と叫ぶが気にしない。
「…未来の娘に会った。」
娘！？と声を揃えて驚く四人。何か文句でもあるのか。
なぜか放心状態の四人を見て、そういえばと娘の言葉を思い出した。
「未来の娘が言ってたんだけど、私の旦那になる人、仕事が忙しくてあんまり娘と話せてないみたい。……みんなさ、吉良財閥継ぐとかそれを手伝うとかどっかの学校の監督やるとか言ってたから大変になりそうじゃん？もしかしたらみんなの中に私の未来の旦那さんがいるかもね！」
そう言って目の前にある部屋に逃げるようにして駆け込んだ。もちろんお礼とおやすみの挨拶も忘れずに。
みんなには内緒だよ。あのね、私の好きな人って＿＿＿なんだ！
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美紅(プロフ) - 楯山アヤメさん» そうですか… (2019年3月20日 22時) (
レス) id: 5e245d9090 (このIDを非表示/違反報告)
楯山アヤメ(プロフ) - 美紅さん» すみませんが小説自体のリクエストは受け付けていません。受け付けているのは次回作の短編集のものだけです･･･。 (2019年3月20日 22時) (レス) id: 8a9156fa53 (このIDを非表示/違反報告)
美紅(プロフ) - 楯山アヤメさん» いいえ、小説です (2019年3月20日 22時) (レス) id: 5e245d9090 (このIDを非表示/違反報告)
楯山アヤメ(プロフ) - 美紅さん» 『君との時間』のリクエストでしょうか？ (2019年3月20日 22時) (レス) id: 8a9156fa53 (このIDを非表示/違反報告)
美紅(プロフ) - イナズマイレブン 無印時代 マックス君 FF編&エイリア学園編&FFI編 FF編はマックス君の幼馴染であり猫耳帽子のキャップエイリア学園編はオリキャラ登場するキャラバン参加するためFFI編はイナズマジャパンの代表選んだの物語です (2019年3月20日 22時) (レス) id: 5e245d9090 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：楯山アヤメ | 作成日時：2019年2月11日 21時
