吹雪士郎と脅しと気持ち〈リク〉 ページ12
私はオリオン捜査官の一人。オリオン財団の不正を暴くためにオリオンの使徒の情報を集めていた。
誰にも言うつもりはなかったのだが、たった一人だけ私の正体を見破った人がいた。
上司と連絡を取っているところを聞かれてしまったのだ。
吹雪くんに。
「吹雪くん、お願い！今のことは誰にも言わないで！」
そうお願いすると吹雪くんは思いも寄らないことを言った。
「じゃあ僕と付き合ってくれる？」
それから私たちは付き合い始めた。始めは脅されているようでいつバラされるか怖かったが、彼が私が彼を思う気持ちが本物だと気がついてから一緒にいることが幸せだと思うようになった。
私も彼に惹かれたのだ。いつの間にか好きになっていた。
けれどその幸せは終わりを告げてしまうかもしれない。
今私はどこかに入れられている。それも両手両脚を紐のようなもので縛られ、さらに目隠しされて口にはおそらくだがガムテープを貼られてだ。
オリオン財団が一星充、もとい一星光を再び手に入れようと使者を送ってきた。チームのみんなに危害を加えさせてはいけないと思い一人で応戦していたが、最後の一人を気絶させる前に催眠スプレーをかけられ眠ってしまい、今に至る。
こんな状況は捜査官としての訓練でやったことがなかったため焦ってしまい頭が回らなかった。
どうしよう、といつもの状態ではないため解決策が思いつかない。このままでは時間だけが過ぎてしまう。イナズマジャパンが危険な目に遭ってしまうと言うのに、私はこんなところで何をしているのか。
自己嫌悪に陥っていると涙が出てきた。悔し涙だ。
そうだ、悔しい。何も出来ないのが悔しい。
そうしているうちに唯一何もされていない耳へ足音が聞こえた。それと同時に息切れをしているのも分かった。
誰か分かった。なんでここにいるのが分かったのかなんて疑問は遙か彼方に吹っ飛んだ。
何かを開ける音がして、光が差し込んだのが分かった。
眩しさに目隠しの下で目を瞑ると、彼の声がした。
「Aちゃん！大丈夫！？」
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美紅(プロフ) - 楯山アヤメさん» そうですか… (2019年3月20日 22時) (
レス) id: 5e245d9090 (このIDを非表示/違反報告)
楯山アヤメ(プロフ) - 美紅さん» すみませんが小説自体のリクエストは受け付けていません。受け付けているのは次回作の短編集のものだけです･･･。 (2019年3月20日 22時) (レス) id: 8a9156fa53 (このIDを非表示/違反報告)
美紅(プロフ) - 楯山アヤメさん» いいえ、小説です (2019年3月20日 22時) (レス) id: 5e245d9090 (このIDを非表示/違反報告)
楯山アヤメ(プロフ) - 美紅さん» 『君との時間』のリクエストでしょうか？ (2019年3月20日 22時) (レス) id: 8a9156fa53 (このIDを非表示/違反報告)
美紅(プロフ) - イナズマイレブン 無印時代 マックス君 FF編&エイリア学園編&FFI編 FF編はマックス君の幼馴染であり猫耳帽子のキャップエイリア学園編はオリキャラ登場するキャラバン参加するためFFI編はイナズマジャパンの代表選んだの物語です (2019年3月20日 22時) (レス) id: 5e245d9090 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：楯山アヤメ | 作成日時：2019年2月11日 21時
