細胞が幸せ ページ16
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や「コムドット!復活しました〜!」
久しぶりの撮影でみんなテンションが上がってる。
やまとの声量もマックス。喉も、まってましたと言わんばかりに開いてる。耳痛え。
動画を撮り終えて、今日の編集はひゅうがあっちゃんペア。
各自編集に取り掛かったり、ご飯を食べたり。
ゆた「A今日帰るん?」
『うん、これ終わったら帰るよー』
ゆた「終わったら教えてー」
『あいよ〜』
ちなみにあの体調不良の中での告白から、その話はしてない。
約1週間、同じ家で一緒に過ごしたが、どちらもその話題には触れなかった。いつも通りの私たちで過ごした。
仕事を終えて家に着く。
今日寒すぎだわ〜って半泣きで玄関に入った時。
ゆた「なぁA」
『ん〜?寒すぎぃ、』
ゆた「俺Aのこと好きなんだけど。」
『、、、はにゃ?』
ゆた「今平フラ出てくんな(笑)」
いや、はにゃ?でしょ。
私の腕を掴んだまま、まっすぐ目を見てくるゆうた。
『それは、私が前に言った、から?』
ゆた「んーん、言われる前から。
正直言われてびっくりした。勝算ないと思ってたから。
でもAに言われて、びっくりしたけど
やっぱこれは男の俺から言いたかったから。
A、絶対大事にするから、俺と付き合って下さい。」
逃げるわけないのに私の腕を離さないゆうたが、腕を離さないまま頭を下げた。
ゆた「メンバーの事とかファンのこととか、考えることいっぱいあると思うんだけど。一回それ抜きにして。
悲しませるようなことは絶対しないし、精一杯大事にする、から。
俺と付き合ってくれません、か?」
か?のところでゆうたが少し顔を上げて私の様子を伺う。
今まで大事に隠してきた愛しい気持ちが、溢れ出てきて止まらない。全身の細胞が幸せだ!と叫んでる。
ゆた「、、A?」
『えへへ、もっちろん!!』
私の小学生みたいな返事に、ゆうたが力なく座り込む。
ゆた「はぁ〜、よかったぁ、、」
『え、断られると思ったの?』
ゆた「だって頑なに返事はいいからとか言うからさ。」
『いや、断られると思ったから返事はいいって言っただけだよ。』
ゆた「そうなん!?てか寒いわ部屋入ろうぜ」
『いやなんか私体ポカポカしてきたわ』
ドキドキと幸せで体ポカポカしてる、と言いながら靴を脱いでたら、俺の彼女かわい〜!と絶賛された。
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ひかち(プロフ) - めめさんのお話めちゃくちゃ好きです♡︎ᵎᵎᵎ更新楽しみにしてます❇︎ (2022年2月8日 1時) (レス) @page9 id: 54d28e1412 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:めめ | 作成日時:2022年1月21日 21時