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や「え、え?A、好きなの?」

『ご飯行っただけって言ってんの聞こえんのか。』

や「行くことが珍しいから言ってんじゃん!」

『他のみんなは?』

ひ「あー、ゆうまあっちゃんは編集。ゆうたは帰ったよ。」

『そうなんだ、じゃあとりあえずゆうまとあっちゃんに渡そっと。』

や「あーあー無視したーーー」


ゆうまとあっちゃんにプレゼントを渡してリビングに戻る。

とりあえず仕事を終わらせようとパソコンに向かう。
やまとがソワソワしてるけど何も言ってこないのは、ひゅうがに怒られたと見た。

午前1時。仕事がひと段落してぼーっとする。

すごいな、好きな人に好きって伝えるのは。
タカハシさんはどれだけ私の事を考えてくれて、どれだけの勇気を振り絞ったんだろう。


ひ「A、なんかあったか。」


ひゅうががヨギボーで寝てるやまとをチラ見して、小さな声で話しかけてくる。


『ひゅうがってエスパーなの?』

ひ「そうだよ知らなかった?」

『それなら早く言ってよね』

ひ「で?楽しいだけのご飯じゃなかったみたいじゃん」

『うーん、楽しい、だけではなかったね、確かに』

ひ「なんか嫌なこと?」

『ううん、そうゆうんじゃないよ。ただ、うーん、相手のことを思うと軽く返答できないとゆうか。』

ひ「なるほどな、告られたか。」

『…』

ひ「Aのことだから付き合うとかは考えられないけど、返事をする事で傷付けるのが怖いとか。」

『エスパー本領発揮しないで。』

ひ「正直に言えばいいじゃん、好きな人がいるって。」

『まぁ最終的にはそう言うんだろうけど。この歳になって、あんな真っ直ぐ照れながら言われるとさ。やっぱ嬉しいからさ、断る言葉とか言いたくないなぁって。言うんだけどね。』

ひ「恋なんてそんなもんだよ。恋が叶う人がいたら、同じだけ叶わない人がいるもんだよ。」

『次は恋愛マスターのお出ましか。』

ひ「若い時の経験がね、Aとは段違いだから。」

『こんなとこで真面目な青春時代のツケが来るとは。』

ひ「Aはゆうたに言わないの?」

『…なんでゆうたが出てきた?』

ひ「熱にうなされながら自分で言ってたべ」

『まぁじか。まぁ言ったのがひゅうがで良かったわ。』

ひ「やっぱ覚えてなかったか(笑)」

『ゆうたもさ、言われても困るでしょ。気まずくなるのも嫌だし。』

ひ「Aはタカハシさんに言われたときどうだったんだよ」






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・→←タカハシさん



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ひかち(プロフ) - めめさんのお話めちゃくちゃ好きです♡︎ᵎᵎᵎ更新楽しみにしてます❇︎ (2022年2月8日 1時) (レス) @page9 id: 54d28e1412 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:めめ | 作成日時:2022年1月21日 21時

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