私は彼氏を煽りたい【鬼滅の刃】

煽りたい．3 ページ3

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『善逸〜！』


｢あれ、Aじゃん。どうしたの？｣




善逸の方へ全力ダッシュ

…したけど大変な事に気がついてしまった



誘 う っ て ど う す る の




え、待って待って、重大な問題だ

上目遣い？胸？恥ずかしい！！！！

ほら、やっぱ私って邪な心を持ちつつも純粋な乙女(笑)だからさ


うんぬん言ってる私を善逸が心配そうに眺める

あれ、なんかこれデジャブ



｢A…？どうしたの？大丈夫？｣


『あっ、いや、えーと、うん。まぁ』




全然大丈夫じゃないけどな

なんか分かる？私ってそういう妄想((ゲフンゲフン。想像はしてるんだけど実際やるとなると恥ずかしさが込み上げてくるタイプなのよね(面倒臭い)



｢A、なんか隠してるでしょ？｣

『えっ、えーと…ハハハ』



隠してるっていうか戸惑ってるだけですけどね！！！

よし、ここは腹を括ってやるか







『…ぜ、善逸』


｢ん？何？｣




『…その、今夜、…空いて、ますか』








ちょ──────っと恥ずかしすぎて死にそう！！！！

思ったより恥ずかしい！！

顔背けたいけど上目遣いとかいう変なオプションのせいで逸らせないし！

胸押し当てるとかどんな拷問だよ畜生！！



かくいう善逸は目を点にしてる

多分何言ってんだこいつって思ってるんだろう。ああ言わなきゃ良かった




『〜〜!!!!や、やっぱいいですごめんなさい!!!!!!!!』



｢え、ちょ…！｣





意気地無しの私はその場が耐えられなくなって、雷の呼吸もビックリな速さで走り去った







『(あ〜絶対引かれた。あーもう死ぬ、死ぬわ)』





｢(胸柔らかかった…アレ、意味分かってんのかな)｣



結果:恥ずかしすぎて死にそう

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