私は彼氏を煽りたい【鬼滅の刃】

煽りたい．2 ページ2

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まずは手始めに押し倒せとかいう宇髄さんは除外


たまたま鉢合わせた恋柱こと甘露寺蜜璃ちゃんに上目遣いで腕に胸を当てたらいいという助言を貰い、かなりハードルが高いのでそれは後回しに


しのぶさんはさっさと風呂入って布団でキャッキャウフフしてろ(かなり強い幻聴)と言われたのでそれもまた除外




『うーん…もういっその事純粋な心に戻って天然タラシになりたい(切実)』


｢お前は天然じゃないぞ｣




後ろからニョキっと生えてきた(笑)のは水柱こと冨岡義勇

多分、お前は天然じゃなくて人間だぞーみたいな事言いたいんだろうけど結構心に刺さるものがあった




『冨岡さんは天然ですよね』


｢？俺は人間だ｣




ほら、やっぱなんか勘違いしてるよこの人

私もそんな真っ白な天然女の子として生きたかったなぁ…(遠い目)




『まぁ…あ、そういえば相談なんですけど、好きな人をその気にさせるのってどうやったらいいですか？』


｢？？？手合わせを頼んたらいいじゃないか｣


『あ、ダメだこの人(直感)』





この人そもそも意味を理解してないよ

まず【自主規制】とかを知っているかどうかも怪しい


…いや、この人に相談した私が馬鹿だったか





｢相談なら何時でも受け付けるぞ｣

『やだこの人意外と優しい』




やっぱり冨岡義勇だよなそうだよな

うんうんと頷いてる私を不思議そうに見る冨岡さん


…なんて謎な空間なんだ


この人と一緒にいると邪な心を持ってる自分が恥ずかしくなる






｢あ、あれは我妻だ｣


『えっ、善逸!?ごめんね冨岡さん、またあとで！』






ちょっと寂しそうな冨岡さんに罪悪感を抱きつつ、善逸の方へ走った








｢(ムフフ…相談してくれた)｣

｢(おい冨岡ァ、1人で気持ち悪ィぞォ)｣

｢(心外！)｣

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