私は彼氏を煽りたい【鬼滅の刃】

煽りたい．1 ページ1

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『炭治郎、助けてくれ』


｢ん？とうしたんだ、A。そんな顔して…｣



とある日、私の良き友人であり同期の竈門炭治郎こと炭治郎に相談を持ちかけた





『善逸が……中々手を出してくれないの』

｢…………………え？｣


『…、ごめん炭治郎やっぱ忘れて』





やっぱり炭治郎に話すのはやめる


炭治郎という純粋の塊を汚す訳にはいかない。禰豆子ちゃんに怒られそうな気がする

かと言ってそういうのに得意そうな善逸は私の悩みの原因なので相談する訳にはいかない



という事でしのぶさんに相談するため蝶屋敷に来てる




『って事なんですよぉぉ…どうしたらいいでしょうかしのぶ様！！！』



｢あ？そんなのド派手に押し倒したらいいじゃねーか｣


『貴方に聞いてないんですよこの筋肉ダルマ』


｢よし表出ろお前｣



｢まあまあ、Aさんの事情は分かりましたので喧嘩は他所で、ね？｣




しのぶさんから黒いオーラが見える

怖いよしのぶさん




『てかなんでここに宇隨さんが居るんですか』


｢たまたま寄ったらお前が居たから来てみた｣





理由がちょっと可愛いのムカつく

ていうか押し倒したらいいって、それが簡単に出来たらこんなに悩んでませんって




｢うーん…ここはもう一緒にお風呂に入ったらどうですか？｣


『ちょっと恥ずかしいですねー』


｢あら、そういう事をしたいんじゃないのですか？｣



『まあそうなんですけど…ね？やっぱり恥ずかしいっていうかなんていうか…』



｢そういう事をするんですから恥ずかしいもクソもありませんよ｣




え"っ…しのぶさん辛辣ぅぅ…正論過ぎてちょっと辛み(?)

まあ確かにそうだけど…ねぇ？

過程というものがあるじゃないですか…(?)




『善逸って女の子にデレデレじゃないですか…私だけ嫉妬して、なんか嫌です』


｢…はぁ、分かりました。なら煽ってみたらどうですか？その気にさせるんですよ｣


『あお、る…？』


｢そうだ！お前派手に顔はいいんだから、あんな奴イチコロだろ！｣




お前さりげなく失礼だぞ

なんだよ顔だけいいって。仮にも女子だぞ(仮にも)





でも、いいかもしれない









早速明日から彼氏を煽ります

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