捨てた迷い ページ48
「ｯ……─────、」
ひとりでいると不安に押し潰されそうになった私は、急いで部屋の中に入った。
するとそこには、隆弘の言った通り千晃がいて。
千「あ、A！」
「千晃、それに実彩子さんも！」
千晃の隣には、双子を連れた実彩子さんもいた。
実「いつもは家にいるんだけど、流石に今回は心配で。」
「…隆弘のこと、ですよね…?」
私がせっかくしんみりとした感じで言ったのに、千晃と実彩子さんはなぜかふたりではしゃぎ出した。
実「今、隆弘って言った？」
千「言ったよね！」
どうやら、私の隆弘の呼び方が変わったことに気づいたらしい。
千「てことはふたり、そういうこと？」
「ま、まぁ……」
私の声にかぶり気味で黄色い悲鳴をふたりが上げる。
実「よかったー！付き合ってないとか言うから、心配してたのにー！」
千「で、で？今朝はどこに行ってたの？」
「あ、えっと…隆弘のお母さんのお墓に。」
実「そっか……。なら、おばさんの話はもう聞いた？」
「ええ。」
千「にっしーも、もう迷いを捨てたってことだよね。」
「……──────、」
静かな空気の中、実彩子さんが空気を変えるように口を開いた。
実「A、悪いんだけどお茶貰っていいかな？」
「あ、はい。すぐに用意してきます。」
私は部屋を出ると、ふたりを残してキッチンへ向かった。
千「…にっしーは、まだあの人のことAに話してないみたい。」
実「時期が来たら、隆弘が自分で話すよ。きっと……。」
千「……──────、」
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琴羽(プロフ) - えーらぶさん» そう言ってもらえて良かったです！最終的にはハッピーエンドですよ！私、それしか書けないんで（笑）�兇盂擇靴鵑覇匹鵑任發蕕┐襪抜鬚靴い任喉� (2016年9月19日 12時) (
レス) id: 0bc43dfb0d (このIDを非表示/違反報告)
えーらぶ - この作品大好きです！ヤクザと…って感じがいですよね！キュンキュンしまつ！でも、llでは別れちゃうんですか？最終的に…ハッピーエンドにしてほしいです。出来るならば。ー (2016年9月19日 12時) (レス) id: 065be7e09a (このIDを非表示/違反報告)
♪Nissy♪(ﾆｯｼｰﾀﾞｲｽｷ♪) - 琴羽さん» お返事ありがとうございます。ぜひ有名な小説目指してください。私、応援します！人気者になって下さい！ 続き楽しみしてますね！！頑張ってください。コメントありがとうございました。とても嬉しかったです。 (2016年9月16日 23時) (レス) id: cffc5c054b (このIDを非表示/違反報告)
琴羽(プロフ) - ao.aoさん» 頑張ります！ (2016年9月16日 18時) (レス) id: 0bc43dfb0d (このIDを非表示/違反報告)
ao.ao - 早く続きが読みたくて 、毎日チェック してます。 切ない物語 大好きです 。頑張って更新お願いします！ (2016年9月16日 9時) (レス) id: f07a8f160a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琴羽
| 作成日時：2016年9月10日 19時
