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原田｢若林、来いっ！｣
長井｢ちょｯ…、どういうことですか！｣
若林｢そ、そんな布で…、受け止められるわけねぇだろ！｣
原田｢ここにいる連中、何だかんだ言ってお前が飛ばないと思ってる。
あそこでカメラ回してる奴もな。｣
先生が、しゅうたちを指さした。
｢………、｣
原田｢お前が本当はやる奴だっていうとこを見せてやれっ！
でもって飛んでる最中にピースかましてやれ！｣
その言葉に、思わず笑ってしまった。
長井｢何言ってるんですか、先生！
これは飛び込んでいいものじゃないんです！
もし落ちてきたら命の保証だって……｣
｢若林くん！｣
長井先生には申し訳ないけど、私は原田先生に賛成。
これ以上、若林くんに自分を抑えて欲しくない。
｢私たちが、絶対支えてあげるから！
だから、思いっきり飛んでいいよ！｣
若林｢Aさん……、｣
｢私知ってるよ。
若林くんが、本当は強い人だって。｣
原田｢若林！ドンと来い！！｣
若林｢…ｯ……、｣
原田｢若林、返事！｣
若林｢…はいｯ……！｣
若林くんが助走をつけると、私はｷﾞｭｯと布を握った。
若林｢うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！｣
言われた通りピースしながら、若林くんが飛び込んでくる。
｢…ｯ………、｣
何だかんだ不安だった私は、無事に着地した若林くんを見て、ほっと胸を撫で下ろした。
原田｢やる時はやるじゃん、あんた。
あんたさ、もう一度死んだみたいなもんなんだからさ、もう何も怖くないでしょ。｣
さっきまでの強引な感じとは打って変わって、優しくそう言う先生。
原田｢マスク、外したいんでしょ？｣
若林くんがうなずけば、先生は彼のマスクを外した。
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. - ページ41、「若林｢あ〜、"る" って言うなよ若林ー。｣←これ、東条が言ったセリフですよ??若林が若林に言ってるってなってますけど‥。 (2021年3月24日 13時) (
レス) id: 8938ef0b4a (このIDを非表示/違反報告)
琴羽(プロフ) - ninakoさん» ありがとうございます泣 そんなに褒めてもらえて感動です！ (2019年6月18日 0時) (レス) id: aa9346f6a5 (このIDを非表示/違反報告)
ninako(プロフ) - どうしよう、どきどきして切ない。切ない！すきです。 (2019年6月17日 19時) (レス) id: 4d463ce0f8 (このIDを非表示/違反報告)
琴羽(プロフ) - 鶴さん» ありがとうございます！ 頑張ります笑 (2019年6月17日 6時) (レス) id: aa9346f6a5 (このIDを非表示/違反報告)
鶴 - 続き、すごく楽しみにしています！ (2019年6月16日 21時) (レス) id: c081e3d2cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：琴羽
| 作成日時：2019年6月9日 22時
