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加速する復讐と正体9 隆弘side ページ48
主「…お風呂、入ってくるね…」
隆「うん…」
琴羽が浴室に行くのを確認すると、机の上にある琴羽のスマホを手に取る。
隆「パスワード…」
思いつく限りの番号を打っていく。
隆「もしかして…」
『0219』そう打つと、カチャっという音がして、ホーム画面に変わる。
隆「…!」
0219…2月19日…お義父さんの誕生日だ。
俺は、震える手で写真を開く。
隆「っ…!」
ずっと見ていって、見つけた写真。
それは、俺とAが、2人で写っている写真。
他にも、お義父さんの写真も入っていた。
隆「A…」
やっぱり琴羽が、Aなのか?
ガタッ
音に気付いて振り向くと、風呂から上がった琴羽が立っていた。
主「隆弘…?」
琴羽の目線は、俺とAが写ったスマホにある。
隆「…」
俺はゆっくりと、琴羽に向かって歩き出した。
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作者名:琴羽 | 作成日時:2015年10月29日 20時