双子を買っちゃったんだけどどーしようかね【矢戸乃上珂波汰.那由汰】

10話 ページ12

「………………」





2「…………………」




「え、えっと…。すみません…。」





那「謝るんじゃ無くて夜中何してたのか教えて欲しいなあ……？」





「ば、ばんしゃく…晩酌を……」





珂「やっぱりか…妙に酒の匂いがするし…。夜中コソコソしてたし…。」





「大変申し訳ございません………。」






那「まあでも………怪しい事して無くて良かった」





「怪しい事？」




珂「こっそり一人でライブに行ったりとか？」





那「まあ……色々…。とにかく、その時は俺らに言う事、いい？」




「りょ」




那「いい？(圧)」





「はい。分かりました」




那「よろしい」





「ん？………電話、誰だろ…。もしもし…」




「「元気しとったか〜！Aくぅ〜ん」」





「あ、”依織”じゃんか。最近連絡してくれないからアラスカにでも行ったのかと思ったよ」




「「今回はAに頼み事があって連絡したんや。いやな。ちょっと直接会って話がしたいんよ」」




「珍しいじゃん依織からそんな事言うなんて」




「「まあ。とりあえず来て欲しいんや。宜しくな〜」」





「え、ちょ、ちょっと」






ﾌﾞﾁｯ…………






珂「………。さっき翠石って言ったか…？」




「うん。そうだけど知り合い？」





珂「闇取引なんかすんなよ？」




「するわけないじゃん、どした？」




珂「とりあえず気をつけろよ」




「お、おう」




今珂波汰君のテンションがどん底まで落ちてる…

そんな依織印象悪いんか……






「んじゃ行ってくる。お留守番頼んだよ〜」





那「気を付けてね。」





「う、うん。」









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「あ…。居た....依織〜」





依「おぉ！背伸びたなぁ！」




「そんな変わってないッスよ。」




依「そうか？」




「ていうかやっぱ用あるんでしょ？なんかあった？」








「その事なんやけどな…Aに、幻影ライブをやって欲しいんや。」





「っ………」

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