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メリークリスマス7 ページ7
バイトのための期間が…クリスマスのための仕事だから…結構短くて。
二日目以降は…もうあっというまに過ぎてしまった。
雪がちらつく聖なる夜。
今日は──クリスマス・イヴだ。
いつにもまして街は賑やかで…
いつにもまして空気は寒くて……
でも俺の気持ちはなんだか温かくて。
もうすぐ…このバイトも終わってしまうから。
今日は勇気を出して、彼女の連絡先を……聞いてみようと思っていたんだ。
でも────
来ない。いつも、少し離れたところで、その素敵な笑顔をケーキに添えている彼女が…今日はいない。
俺は…途中までちゃんとケーキを配っていたんだけど。
もう…気になって、バイトが手につかなくなって。
バイトの途中だったけど…店員の…吉田さんに声をかけた。
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作者名：おーみゃ | 作成日時：2020年1月3日 15時
