気象系歌物語 (ページ24)

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hit the floor エピローグページ24

hit the floor 後半急展開でごめんなさい！
もう少し上手く書けるように頑張ります！

＊hit the floor のエピローグです (о´∀`о)

あれから──３ヶ月。
『ただいま。』

いつもは、暗い部屋に一人で帰っていた僕。
当然、ただいま、っていっても………返事してくれる人なんていなかったわけなんだけど……

『……おかえり。』

──今は、天使のような微笑みを浮かべた君が、こうして玄関まで迎えに来てくれる。

…あれから、無事(?)……旦那さんにと別れた彼女。はじめは色々と考えることもあったみたいで……落ち込んでいたんだけど、

最近、僕と…名字をかさねてからは…安心してくれたようで。

『遅いから……先に寝てていいのに…』

僕が家に帰るのは12時すぎ。それでも、毎日のように君は起きていてくれるんだ。

「起きてたら迷惑……？」
『まさか。…迷惑じゃないけど、……』
「ふふ……心配してくれてるの……？」

ちょっと照れたように首をかしげる君。

『…ん。早く寝た方がさ……』
「……ありがと。…じゃあ早く寝る…」

うん。…少し寂しい気もするけど…。
体を壊されるよりは……

「……そんな顔しないで、ね…」

頬に感じた小さな温もり。

『ふふ…』

幸せな夫婦。
一般的に言えば……バカップル。

でも……あぁ、今、僕幸せだ。

そう思うから、悪いことは一つもない。

『A、一緒に寝よっか』
「………うん」

君のことを悲しませないように、
僕がずっと守っていくよ…

そんなことを思った夜だった。