愛する事は苦くて甘くて切なくて

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隼side


リハーサルが終わって、楽しくみんなと話す。



でも、玲於が居なくて入口の階段の所を見ると
あの子と話してて。



遠目から見てても分かる。


だって…玲於と1番長くいるの俺だもん。



きっと玲於はあの子に惹かれてる？



涼「隼ー。どうした？ずっとぼーっとして」



自分のカバンを片付けながら聞いてくる。



隼「いや…別に…」



涼「隼はさー。…Aちゃんの事きらい？」



なんなんだよ…この人まで…。




別に嫌いっていうか、あの子が悪いわけじゃないけど。



なんでHIROさんはこの大事な時期にあの子を入れたんだろう？

なんでオーディションかけたんだろう？

分からない。


僕だけ？


受け入れられない自分にイライラしてるだけなのに、納得できなくて、何となくあの子を避けちゃう。




隼「う〜ん。分かんねぇー笑」




涼「笑まぁー。隼が思ってることも分からなくはないけど、Aちゃんってほんとにすごいよ？1回くらい話してみなよー笑」



僕にとって、今の王子は能天気すぎる。


顔も良いのに、言うことまで達者で笑



･

うーん話すのかー。



･



･



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ＮＯside


もう午後6時ぐらいで、外はもう薄暗くなっている。




スタッフ「はい！では今日のリハーサルはここまででーす！お疲れ様でしたー」




亜嵐 「今日はもう解散っすか？？」



スタッフ「うん。もう解散でいいよー」



亜「ありがとうございまーす！じゃあさ！みんなで飲まない？？」



龍「いいねぇー」



涼「Aちゃん行ける？」


「あっ！はいっ！お酒、少ししか飲めないですけど汗」


亜「じゃぁ、けってーい！みんなで一緒に行く？」


裕「えっ？歩きなん？」


メ「いやいやいや。タクシーで笑」



龍「じゃあ分かれて現地集合でいい？」



『了解』


亜「3つぐらいに分かれてよっか。」




●亜嵐 ･涼太 ･龍友


●メンディー ･玲於


●A ･隼 ･裕太

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