愛する事は苦くて甘くて切なくて

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亜嵐side


コンコン。


亜｢失礼しまーす。｣




｢…ぐすっ。、白濱さん…。｣




HIROさんの部屋を開けると、泣いてるAちゃんがいた。




亜｢えっと…。大丈夫？｣



｢あっ……。ごめんなさいっ。｣




涙を止めようとしてるけど、止まりそうにない

から、落ち着かせるために、右手に握ってた

スマホからGENEがカバーした｢花｣を流した。


うーん。



何となく選んだだけだけど…笑




｢ぐすっ…、ぐすっ…｣ (ニコッ)



うおっ。泣き止んだ。

赤ちゃんかよ笑




亜｢やっと笑った笑俺はそっちの方がいいと思うよ？笑｣




おいおい。


初めから俺ぶっ飛んでるわ。



でも、俺のどっかがドキドキしててなんかその笑顔が眩しくて、見とれてしまう。



･




｢白濱さんっ…白濱さん？｣




亜｢……えっ？あっ、…ごめんごめん汗どうした？｣



｢他のメンバーさん達は大丈夫ですか。？
私のせいでなんか…。｣




亜｢ちょっと待って。その前にー笑名前で呼んでいい？｣




｢あっ、はい！｣





亜｢じゃあAも、俺のこと名前で読んでね！｣




｢…はぃ汗｣




亜｢あっそのー。メンバーの事だけど、別にAが悪い訳じゃないよ？HIROさんが俺たちに新メンバーの話を持ってくる前に色々あって、…ぎくしゃくしてて、…だから次にやるアリーナツアーに俺たちは、掛けてる。｣




｢…。ふぅー。明日、不安だな。｣





亜｢なぁー。Aはさ、なんでオーディション受けようと思ったの？｣




｢んー。それを話すとすっごい時間かかりますよ？結構深いので…。｣




Aの『結構深い』って言葉がすごく気になったけど、今度時間に余裕がある時にまた聞いてみよ。





残った時間また色々話した。



話せてよかった。




明日も話しかけてみよっかな。

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