．3日目 ページ4
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「ねぇ〜みんなこせいでた？」
「わたしまだ〜！」
「わたしも〜！」
「Aちゃんは〜？
こせいでた？」
『私はもう出ているぞ』
「え〜！？
みせてみせて！」
「わたしもみた〜い！」
「わたしも！」
何時の間にか組の皆が集まって居た
『…"雪の夜"』ﾎﾞｿｯ
私は氷で花を創り、皆に渡した
「すげぇ！」
「かわいい！」
「きれい！」
皆、氷の花を気に入ってくれたようだ
『お前は皆と遊ばないのか？』
私の視線の先には、紅白色の頭をした少年が1人で本を読んで居た
「…みんな、ぼくを"えんでばーのむすこ"としかみてくれないの
みんな"ぼく"をみてくれない」
悲しそうに俯く少年
『…お前、エンデヴァーの息子だったのか？
初めて知った』
私を見てぽかんとする少年
「え…あ…そ、そうなの…？
……そ、そっか」
嬉しそうに微笑む少年
『…私は織田 A
お前は？』
轟「とどろき、しょうと
よろしくね、Aちゃん」
轟と握手を交わした
そして轟と話して居るうちに、あっと云う間にその日が終わった
◆◇◆◇
私は彼の日から、やたらと焦凍(下の名で呼んで欲しいと云われた)と一緒に居るようになった
移動するにも、飯を食べるにも、遊ぶにも…必ず焦凍が近くに居るようになった
然して齢4歳になった頃から、焦凍は滅多に笑わなくなった
躰に傷が増えて、包帯が巻かれて居る
焦凍は「気にしないで」と云うが、家で何かやって居るのだろう
私はそんな焦凍を見ながら、嘗ての友人を思い出す
◆◇◆◇
「聞いてくれ給え
遂に私は、完全なる自 殺方法を思い付いたかもしれないのだよ！」
「やっぱりAは織田作と似てるねェ
流石天然兄妹だね！」
「A〜その細く綺麗な指で、私の首を締めて欲しいのだよ！」
趣味の自 殺で、常に見える所に包帯が巻かれた私の友人
◆◇◆◇
焦凍「A、どうしたの？」
焦凍は私を見て、不思議そうに首を傾げた
『なんでもない』
焦凍の頭を数回撫で、話に戻った
◆◇◆◇
焦凍が幼稚園に数日来なかった
先生には、家の事情と云われ詳しくは判らなかった
けど、其の数日後焦凍は来た
左目の所に包帯を巻いて
焦凍の右目は、誰かを酷く憎む目だった
続く (更新停止中)
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通りすがり - ２日目の回に「ヒーローは軍系」と記述ありますが、正しくは「軍警」表記ではないでしょうか？
私はアニメ派なので漢字など文字表記は分からないので不確かですが…。
警察官みたいなお仕事されていたので…。 (2020年9月24日 14時) (携帯から) (
レス) id: 4f4058a2da (このIDを非表示/違反報告)
いまづき(プロフ) - 早く続きが読みたいですね！ 応援してます！ (2019年6月26日 20時) (レス) id: 14b35c0538 (このIDを非表示/違反報告)
トマトン(プロフ) - 八月葉月さん» コメント有難う御座います。気に入って頂けてとても嬉しいです！これからもこの作品を宜しくお願いします。 (2019年3月15日 21時) (レス) id: 266018433f (このIDを非表示/違反報告)
八月葉月(プロフ) - 読みたかった設定だ！これからも頑張ってください！ (2019年3月15日 17時) (レス) id: 3796bd332b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：トマトン | 作成日時：2019年3月14日 23時
