ep.6 ページ6
ドアを開けるとパンツ一丁の樹が居た
北斗「樹！？風邪ひくよ！？」
樹「暑っつい......」
確かにこの部屋めちゃくちゃ暑い......
近くにあったエアコンのリモコンを見るとさっきまで着いていなかった暖房が着いていた。
(さっき樹が乗って来た時にでも押してしちゃったのかも.....)
すぐに冷房をつけて樹に服を着させて水を渡す。
樹「ほくとぉみずぅ」
北斗「ほい、」
樹は受け取って直ぐにコップに入っていた水を飲み干した。
樹「ほくと〜一緒に風呂入ろーぜ汗が気持ち悪い。」
北斗「…………………………は？！」
(今こいつ一緒に入ろうって言った？！)
びっくりしすぎて手に持っていた水をこぼしてしまった。
樹「あ！！！！？！！！北斗！！！！なにしてんの笑笑」
もちろん服はびちゃびちゃだ。
樹「ほらぁ〜風呂入んぞ〜」
そういって樹はすぐに服を脱ぎ、シャワーを浴びた。
樹「北斗！早く脱げって、お前も風邪引くぞ？」
北斗「はへ？え、あぁそっか」
俺はもう一緒に入ることは避けれないことを悟った、
(銭湯とかで服脱ぐのは抵抗無いのになんでこんなに恥ずかしいんだ……？)
北斗「し、失礼しまぁす……」
樹「おう！！！！」
そこには既に体を洗い終え、湯船に浸かっている樹が居た、
北斗「…………」
樹「……………」
(樹、めっちゃ俺の事見てくんじゃん)
北斗「……樹、なに恥ずかしいんだけどあんまり見ないで？」
樹「俺も筋肉欲しい。」
北斗「ひゃｯ！//////」
樹が急に俺の体を触り始めた、そのせいで変な声が出てしまった。
樹「すげぇ……かっこいい……」
北斗「俺そんなに鍛えてないよ？多分樹が細すぎなんだよ…」
樹「やっぱりそうだよね……洗い終わったなら湯船浸かれよ！！！」
北斗「へぇ？！2人ってキツくない？」
樹「大丈夫だって!!!!!!」
(確かに樹細いし、大丈夫かな。)
なんて思ってたが意外と狭く、肌が触れてしまう。
(………………………なんか変な気持ちになりそう。)
樹の肌はすべすべで、女の子みたいだ。
北斗「俺そろそろでるn」
樹「まって、、、、」
(まってまって、なにこれ、どうしたんだ？！)
北斗「じゅ、じゅりぃ？どしたぁ？」
樹「…………のぼせた。」
(……ん？……あぁ、そういうこと。)
北斗「じゃあ出よっか」
樹「……うん。」
今は樹をソファーに寝かせ、下敷きで煽っているところだ
結局俺も一緒に寝てしまった。
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作者名：成瀬 李杏（なるせ りおん） | 作成日時：2022年5月4日 0時
