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９ ページ9

「おっ、降ろせ…！」

？「二度とここに来るな」

「わ、分かった！分かったから！」



　怯えている男を放り投げるように放してやると、男性客は汚い、というように手をジーンズで拭った。



「ひっ、ひぃ…！」



　飛ぶように帰っていった男。

　私はハッとして、男性客に頭を下げた。



『ありがとうございました！』

？「ちょっと、やり過ぎちゃったかな…？」



　そう言って、彼が帽子を取ると、私は愕然とした。



『ジョッ、ジョングクさん…！？』



　紛れもない。
　防弾少年団のジョングクさんだ。

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設定タグ：ジョングク , BTS , 長編
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作者名：rui | 作成日時：2018年4月27日 23時

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