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遠くまで伸びる、ピカピカの廊下。
我ながら完璧。
そして、思い出す。
……彼のこと。
ふと口ずさんでしまう、あの唄。
『ジョングクさんの声、すごく安心した…』
彼の事を考えると、心臓がいつもと違う音を立てる。
少し早くなって、体が熱くなって。
『また熱かな？』
額に手を当てても、特に変わりはない。
変なの…
『…おっと、こんな事してる場合じゃなかった』
次は、全館のトイレ掃除、っと…
「あれー？最近見かけないと思ってたのに、まだ生きてたんだ？」
聞き慣れた声に、重たい気持ちで振り向く。
ナフィさんだ。
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作者名：rui
| 作成日時：2018年4月27日 23時
