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HS「Aちゃん、可愛いし優しいし、ホントいいよね！」
JN「お嫁さんにするなら、あんな子がいいなぁ。同い年だし、俺ピッタリだよ！」
ね？ね？とメンバー達に同調を求めるジン兄さん。
そんなの、僕が許さない。
JK「…ヌナが嫌がりますよ、どうせ」
JN「なにおー？！」
チキンを置いて、ズンズンと迫ってくる、ジン兄さん。
げ…と思って目を伏せると、
JK「あれ？…これ、ヌナのスマホ…？」
ワインレッドの手帳型ケースに入った、ヌナのスマホがテーブルの上にあった。
JK「僕、届けてきます！」
今なら、まだ間に合いそう。
あ、こらー！というジン兄さんの声を背中に聞きながら、練習室を飛び出した。
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作者名：rui
| 作成日時：2018年4月27日 23時
