お掃除屋さんのヌナ～JK～part１ (ページ11)

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JK「驚きました。日本人？」

『はい…すみません…』

JK「どうして謝るんです？」

『だって…』

JK「韓国語、すごく上手ですね！韓国に来て、長いんですか？」

　彼は、嫌な顔する所か、目を輝かせる。

『いえ、半年です…』

JK「半年で、そんなに話せるなんて、すごいです！」

『…元々、韓国ドラマが好きでしたし、勉強も…頑張ったので…』

JK「すごいです！頭いいんですね！」

『いえ、全然…』

　中学、高校と散々だった過去を思い出す。

JK「いい事思い付きました！」

『…？』

JK「こんな時間に、女性がアルバイトなんて危ないですし、僕らの日本語の先生になって下さい！」

『え！そ、そんな…！』

JK「お給料は、もちろん払います！ここより、沢山！いいですよね！」

　ここより、沢山…

　……ホントですか…？

JK「よし、決まり！事務所に話しておくので、話が決まり次第、連絡しますね」

『えっ、あの…ちょっと！』

　じゃ、と笑顔で帰っていくジョングクさん。

　私は、夢でも…
　見ているのでしょうか…？

〆