君に願いを〈 2 〉

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神山「どう？似合っとる？」



「すごい似合っとるよ」



神山「んふふ、シゲさんに言われるのが一番嬉しい…/」



「ッ…なあ、自分可愛いって、自覚しとる？」



神山「へ？」








ずっとあかんと思って抑えていたのに、

気が付けば身体が勝手に動いていて。







神山「シ、シゲさん…っ？/」







試着室の中に居る神ちゃんに近付き、

仕切りのカーテンを閉めればふたりきり。







そんな頬をほんのり赤く染めている神ちゃんに

キスを、してしまった。








「ッ…！ご、ごめん…つい、」



神山「…だ、大丈夫……//」







ここの試着室が靴を脱ぐタイプのやなくて良かった。





いきなりキスをされて固まっている神ちゃん。




頬も真っ赤に染まっていて、

思わず手が出てしまいそうになる。




いや…もう手出してもうたか。







「…かみちゃん、？大丈夫…？」



神山「ふえっ…？はっ…だ、大丈夫…//」



「…反応可愛過ぎるともう一回、キスするで？」



神山「へっ…えっと…//」



「…はあ、あかん。やっぱ無理、」








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