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あれ？全然覚えてないんだけど、
『ソファーでも、ベッドでも言ったんだよ？
あ、でも…君はそれどころじゃなかったか！』
「まさか…それって…あの、最中」
とかじゃない、よね？だとしても…
わたし正直それどころじゃなかったんだけど、
『指でしてる時も言ったし…
入れた時も言ってたんだけどなぁ…
あんあん言ってて聞こえてなかった？』
聞こえるかー！！！
それどころじゃないわ、ほんとに！！
『ん〜そっかぁ、なら…今度はちゃんと聞いててね？』
「え…ちょっ、や、」
あっと言う間に組み敷かれたと思ったら、
なぞるように首筋を這う舌
『何度でも言ってあげるね？君が覚えるまで…』
「そん、なっ…っ」
合わせる唇の熱で溶けそう
『っ…はぁ…それに、昨夜は確かに勢いもあった、けど…』
お互いの呼吸が速くなってくの分かる
『こんどは、彼女として…抱きた、いっ』
朦朧とするのは、きっと
彼から与えられる熱のせい…
でも、なんでだろ…
再び合わせた肌は、昨夜と変わらず
とてもしっくりくる…
絡まる舌も、重なる掌も
ぜんぶが昔から知っているかのような
錯覚に陥るから
だから、だと思う…
『っ…そ、いえば…なまえ、は？』
「ん、なま…え、？」
『そう…っ…テヒョン、俺は』
きっと、そう…ぜんぶ
「っ、…Aっ」
『A…ね、A？
おれ、の彼女に…なってく、れる？』
愛しいそうに、でも余裕なんてない表情で
わたしの名前を呼ぶテヒョン
そう、
ぜんぶ…ぜんぶ、彼のせい
突き上げるような快感と
溢れ出る声も、何もかも…
わたしにこんな言葉を言わせるのも
ぜんぶ、ぜんぶテヒョンのせい
「う、ん…っ…テ、ヒョン」
『…ん…な、んて』
「…き…わた、し…テヒョンが、好き」
クラブで出会って
酔っ払って
勢いで、そのまましちゃっただけの
ベタな朝だったハズだけれども
『っ…おれ、も好き、Aが好き
だい好き、』
これからは、ありったけの愛しさを込めて
名前を呼んであげる
「っ…テ、ヒョンっ」
end
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花 - うれしい！待ってます！！全部話が神がかってますね…。応援してます (2018年1月25日 20時) (
レス) id: c291e67c46 (このIDを非表示/違反報告)
ののみん(プロフ) - 花さん» コメントありがとうございます！ジミンちゃんも作りたいとは思ってるので、グクが終わったら挑戦してみようと思います^ ^これからも宜しくお願いいたします(o^^o) (2018年1月20日 17時) (レス) id: ba29038928 (このIDを非表示/違反報告)
花 - ののみんさん» ジミンの話もみたいです！！おもしろかったですー。これからも最新頑張ってください！ (2018年1月17日 16時) (レス) id: c291e67c46 (このIDを非表示/違反報告)
ののみん(プロフ) - まきこさん〉〉コメントありがとうございます！あと、いつも読んで下さり嬉しい限りです。グクのお話は『世界で一番大嫌い』ですかね？長編の予定はないのですが、ご要望が多ければつくるかもしれません； (2018年1月10日 0時) (レス) id: ba29038928 (このIDを非表示/違反報告)
まきこ - いつも読ませて頂いてます！グクのお話を長編にリメイクしてほしいです！ (2018年1月9日 19時) (レス) id: 0f18734ff3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ののみん | 作者ホームページ：https://mobile.twitter.com/m3884102734
作成日時：2017年5月8日 2時
