short story I

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それからは



とりあえず私の友だちと




グギとかいう、イケメンが戻ってくるまで
話してようって事になり




『え、まじ？それ俺ＤＶＤで持ってるよ？
しかもサイン付き、』




「うそ！いいなぁ…
もう売ってないんだよ？それ、」





以外にも、このイケメンと共通点が多くて




地元が一緒とか、




元彼、元カノの振られ方が
お互い浮気されたのが原因だったとか、



映画が好きで
しかも好きなジャンルとか俳優とか、
作品がほぼ一緒とか



『てか、さ…初対面でこんなに
共通点多い人、初めて会ったわw
俺、四次元って言われるし…』



「四次元w でも、私も変わってるって言われる…悲しい事に」




『お互い、変人なところも共通点？w』




「かもねw」




普段、友だちから
ちょっとズレてるって言われるところも




このイケメンは、ばっちりハマるから



それが、なんか面白いのと
すごく落ち着く感じがして




いつの間にか、めちゃくちゃ仲良くなってたんだよね。




『ちなみにさ…グギからカトク来てた。
あの友だち？と、抜けたいらしいよ？』




「え？、あ…私も来てる
“ジョングク君と急接近///”だって…」




『あら…てことは、俺ら、邪魔？』




「…みたいだね。」




グギって人は、ジョングクって名前なんだ





なんて、どーでもいい事考えてたら




『…したら、さ。俺らも行く？どっか、』




「え…あー、そだね。行こっか」





取り残された私も
どこかで飲みなおそっか、って事で




クラブからそんなに遠くない
イケメンの家へ




保存用に同じの2本買ったらしい
私が買えなかった、DVDを貰うついでに行く事になった




『あ。ちなにみに…化粧とか落とすなら
コンビニ寄る？そーゆーの、ないから』





「そしたら寄って？アイスも買いたい」





『あー、アイスいいね。俺も買お』




初対面の男の家ってどうなの？って
いつもの私なら思うけど




てか、行かないけど…




なんか、このイケメンは下心とか
そーゆーんじゃなくて、




純粋に昔からの知り合いみたいな、
居心地の良さを感じてたから





「おじゃましまーす、」





『ん、座るとこテキトーで』




珍しく、のこのこと部屋に上がってしまったんだった。

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