ヌナは僕の家庭教師

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ヒョンのいろんな意味で最悪な告白を聞いてから、
今日は初めての授業


「ジョングク？どうしたの？ぼーっとしちゃって。」


『え？、え！！ご、ごめんなさい！』


「笑。どうした？笑 眠くなっちゃった？」


『いや。ごめん、ヌナ。だいじょぶ』



俺の頭の中は
授業よりもヌナのことでいっぱいだ。




あれから、あの最悪な告白から考えた
俺はどうするんだろ、て。



だって、




俺は、自分がヌナの好きって気付いちゃったけど



もちろん、ヒョンの事も好きだから。



ヒョンの恋愛は今までだって
いつも応援してたし、


ヒョンにはいつだって笑ってて欲しいから、
失恋とかだってしてほしくない。




なんだけど、




ヒョンの好きな人はヌナで
ヌナは俺の好きな人でも、ある



だから、悩みに悩んだけど、



やっぱりヌナには俺だけを見て欲しいって
思いは日に日に大きくなるから


俺はヌナを、
俺だけのヌナにしたいって思ってる。



「よーーし！今日はもうこの辺にして、
ご飯にしよっか^ ^」


『え？！でも、、、まだ全部終わってない』



「いーのいーの！今日はもう終わり！」


『ごめん、ヌナ。俺がぼーっとしちゃってたから、』


「気にしないで。笑 それもあるけど、
それよりも、ほら、ジョングクは
来週からワールドツアーでしょ？


だから、今日はお祝い？壮行会？笑


今日はごちそう作ったから、 パーっとやろ？^ ^」


そう言って、さっさと授業道具を片付けて
キッチンに行ってしまったヌナ


授業中ぼーっとしちゃってた事は申し訳ないけど、


ヌナの事だし、言えないし、



でも、ヌナが俺のために
ごちそうを作ってくれたなんて聞いたから
(いつも俺にとってはごちそうだけど)


顔のニヤケは隠せそうにない。

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