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『ちょ…ヌナ、飲みすぎだって』
「そんなこ、と…ないよぉ…あ、かえしてぇ〜」
どーゆーわけだか
キッチンにビールを取りに行ったはずのヌナが
代わりに持って帰って来たのは
なんとも高級そうなボトルワインで
『ヌナ、俺にもちょうだいよ』
って言ったのに
「だーめ。ジョングクにはまだ早いですー」
とか言って1人で飲み始めちゃった。
なんだよ…まだ早いとか言って
ビール手渡して来たくせに
それまでも顔は赤かったヌナだけど
多分それは酔ってるんじゃなくて
俺が顔近づけたり
“初めてこの部屋に男がとまるせい?”
なんて、きわどい発言をしたせい
の、はず…
もちろん、そんな事今まで言ったことないし
自分から行ったくせに
いざヌナとキス出来そうなくらい顔を近づけたら
心臓が飛び出しそうなくらい
ドキドキしたのは俺のほうなのに…
だから、必死に冷静を装ってたけど
このヌナときたら…
「じょんぐ〜くう〜」
『うわっ、やめてよヌナ…ぐしゃぐしゃに』
「なによ〜こいなんて、しちゃって〜」
すっかり酔った様子で
今もこうやって頭をわしゃわしゃして
俺のことも元通り子ども扱い
「じょんぐくは〜どんな子にこい、してるの?」
『っ…』
と思ったら急にわしゃわしゃを辞めて
覗きこむように首を傾げながら
そんな事を聞いてくるし。
『え、やだよ…教えない』
「…えぇ〜」
えぇ〜じゃないよ……
お酒のせいで顔が赤いだけじゃなくて
目までうるうるしてるヌナ
その上羽織ってるパーカーが
肩から片方だけずり落ちてるから
そのはだけ具合がなんとも色っぽくて
『てか、ヌナ…パーカーはだけてる//
だらしないから直しなよ…//』
「ん〜」
残った理性を総動員して
はだけたパーカーを直してあげた。
「ん…ありが、と」
『…///』
それに何なの?!
さっきら時々でる “ん” は…
めっちゃ可愛いじゃんか///
てかエ ロい…///
俺の知らないヌナを見れて嬉しい反面
今夜は自分を抑えるのが大変だ、
ごめんマネヒョン…
俺の理性と常識が残ってるうちに
迎えに来てくれないかな;
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メロン(プロフ) - ののみんさん» ありがとうございます!了解です! (2018年2月5日 21時) (レス) id: a599b6d900 (このIDを非表示/違反報告)
ののみん(プロフ) - メロンさん» いつもありがとうございます^ ^紅一点ですね…ちょっと妄想するのに時間かかるかもしれませんが(笑)良き妄想が浮かびましたら挑戦してみますね!リクエスト頂きありがとうございました!これからも宜しくお願い致します^_^ (2018年2月5日 21時) (レス) id: ba29038928 (このIDを非表示/違反報告)
メロン(プロフ) - いつも、見させて貰ってます!良かったらバンタンの紅一点小説を書いてくれませんか? (2018年2月5日 8時) (レス) id: a599b6d900 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ののみん | 作者ホームページ:https://mobile.twitter.com/m3884102734
作成日時:2017年5月7日 15時