Jr.で妄想 9th (ページ9)

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ラウ〔色々あって疲れたんだろうね。今日はゆっくり休みな？(ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ〕

「っ、うん」

家に着き、玄関で大きい声でただいまー

と声をかける。これも、施設の名残り。

すると、中の方から皆がおかえり〜と

返してくれた。

辰〔ねーねー、Aちゃんっていつも俺らの事なんて呼んでるの？〕

「ふっか、ひーちゃん、しょっぴー、さっくん、舘様、阿部ちゃん、じーこ、ラウ、REN MEGURO」

蓮〔え、俺のなんか酷くない？〕

「そ？」

蓮〔蓮って呼んでよ〕

「できたらね」

蓮〔なに、俺の事嫌いなの？〕

「今話しかけないで」

舘〔Aちゃん、ちょっと来て〕

「ん」

舘様のあとに付いていくと、部屋に通される。

素直に部屋に入ると、後ろ手でドアの鍵を

閉められる。

舘〔さて、何から話そうか〕

「何もない」

舘〔何もなくないでしょ〕

「放っといてよ」

舘〔そんな事できない。おいで〕

「……いかない」

舘〔もう…(ｷﾞｭｯ〕

「やめてよ、離して」

舘〔話ししてくれる？〕

「……わかった。何を話せばいいの」

舘〔んー、じゃあ、とりあえず、なんで帰ってきてからずっとテンション低いの？〕

「…わりといつもの事」

舘〔嘘つかないで答えて〕

「……寂しくなった」

舘〔そっか(ﾅﾃﾞﾅﾃﾞ〕

「あとは？」

舘〔目黒のこと、嫌いなの？〕

「……('-'*)(,_,*)」

舘〔そっか。でもさっきのは嫌いだからってあの態度の訳じゃないでしょ？〕

「うん」

舘〔それなら、謝れるよね？〕

「…うん」

舘〔あと、嫌いじゃないってちゃんと言うんだよ〕

「うん」

舘〔頑張れる？〕

「がんばる」

舘〔ん、いい子(ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ〕

「何かあったら、また来てもいい？」

舘〔いいよ。いつでも俺のところおいで〕

「ありがとう」

舘〔よし、行こっか〕

「てぇ」

舘〔はい(ｷﾞｭｯ〕

「んふふ笑」

リビングに行くと、REN MEGUROの姿だけ

なくって、ラウに聞いたら部屋に行ったって

言われたのでラウに案内してもらい、

ドアをノックする。

ｺﾝｺﾝ

蓮〔開いてるからどーぞ〕

「失礼しまーす…」

蓮〔あぁ、さっきの〕

「さっきはごめんなさい。強く言い過ぎちゃった。あと、蓮くんの事、嫌いじゃない」

蓮〔ん、別にいーよ。そんな気にしてないし〕