Jr.で妄想 6th (ページ9)

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翔〔……まじ？〕

「まじ」

翔〔好きなやつと風呂入れるから嬉しいだけだバカ！〕

そう叫んでさっさとひとりでお風呂場に

向かってしまった。

慌てて追いかけてふたりで仲良くお風呂へ。

なぜか翔太が頭を洗って、と言ってきて

反抗していると好きなやつにやってもらいたい

だろ！と、謎の反撃を喰らい、仕方なく私が

折れて洗ってあげた。

向き合って湯船に浸かっていると急に真面目な

表情になって話しかけてくる。

翔〔やっぱり、Aは笑ってたほうがいいよ〕

「……その為に頭洗わせた？」

翔〔……違う〕

「なんなんだよ…」

翔〔ねぇ〕

「ん？」

翔〔……キス、してもいい？〕

「私からする」

翔〔ん〕

ﾁｭｯ

「これで、いい？///」

翔〔っ、もっと…〕

「しょ、た？……ん…ぅ、ぁ…」

少ししてから離れると翔太のがおっきくなって

いるのが分かり、思わず顔が赤くなってしまう

「ちょ、翔太…」

翔〔……Aが悪い〕

「そんな事ないもん」

翔〔A以外のやつだったらこんなにならねぇし〕

「も、私上がる」

翔〔ん〕

「翔太は？上がらないの？」

翔〔Aが着替え終わったら上がる〕

「わかった」

ひとりになると、やっぱり今日の事を

思い出してしまって、思わずゴシゴシ擦って

しまう。柔らかいバスタオルなはずなのに

だんだん赤くなっていく。それでも私は

止められなかった。

すると、ガラッとお風呂場の扉が開き、

後ろから抱き締められる。私は思わず

突き飛ばしそうになったけど、なんとか

堪えた。

翔〔なに赤くなるまで擦ってんの。せめて少しにしろよ〕

「……ごめん」

翔〔確かにさ、嫌かもしれないけど、少しの時間も我慢できない？〕

「………」

翔〔俺が上書きしてやる〕

そういってバスタオルを引ったくって

ざっと身体を拭き、私を持ち上げてベッドに

連れて行く。私は大人しく翔太のいう事を

聞くことにした。

翔〔……最後まで、いい？〕

「………うん」

翔〔A…〕

「翔太…」

ーーー

宮舘Sid

荷物がだいたいまとまり、いつでも

行けるようになった。時間は9時。

そろそろAの家に行かなくちゃな……

チャイムを鳴らしても出て来ないから、

Aから預かった合鍵で玄関をあける。