Jr.で妄想 6th (ページ47)

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２　裏ページ47

誰がお前なんかに…

するとお尻になにか当てられる。

イヤだ……それは嫌だ……

私は出来る限りの抵抗をし続けた。

男〔わざとやってるの？俺が気持ちいいだけなんだけど？〕

「んー！んー！」

男に腰を掴まれ、入り口に当たる男のモノ。

いやぁっ！

そう叫んでも声にはならない。

だめだ…入れられちゃう……

そう思った時、少し明るくなった気がした。

男〔眩しいっ〕

？〔Aちゃんっ！〕

？〔おいテメェ、人の女に手を出してんじゃねぇよ〕

名前呼んだのは…阿部くん？

キレてるのは照くん？

翔太は？ねぇ翔太の声が聞こえないよ…

男〔(ﾁｯ〕

照〔おい、まさか逃げられるとでも思ってんのか？あ？〕

男〔どけ！〕

？〔あ、お巡りさーん！ここでーす！〕

宮舘くん？

誰の声か考えていると誰かが近付いてくる。

そしてその人に抱き寄せられ、首になにかを

当てられる。……冷たい。あ、私男にまた

抱きつかれてるんだ…。じゃあ、冷たいのは

ナイフか何かかな。

私、死んじゃうのかな

警察1〔お前！何やってるんだ！〕

警察2〔あ！お前、指名手配犯だろ！？〕

男〔近付くな！この女がどうなってもいいのか！？〕

警察1〔ナイフをおろせ！〕

男〔おい、歩け〕

「」

男〔歩けっつってんだろ！？〕

私は仕方なくゆっくり前に進む。

見えないから怖い……

そういえば私、今どんな格好になってるんだろ

ていうか、私指名手配犯にこんなこと

されてるんだ。私のお陰で捕まるかな？

そうだといいな。

………死を覚悟するとこんなに余裕でるんだ。

男〔おい、どけよ〕

警察1〔その女性を離せ！〕

警察2〔もうすぐで応援が駆け付けてくるからお前の逃げ場はないぞ！〕

男〔逃げ場はない、か。はっ笑笑わせるよ！俺を捕まえたことないくせにな！〕

見えないからどうなっているのかは分からない

けど、しばらくしてパトカーのサイレン音が

聞こえてきた。……ねぇ、翔太はどこにいるの。

死ぬ前に翔太の声が聞きたいよ。

サイレン音的に、多分ここ囲まれてる。

私耳はいいんだよね。

男〔おい、歩け〕

私はまたゆっくり歩き始めた。

あぁ、力が入らない……

そして恐らく通りに出たのだろう。

男が私を離してどこかへ走り去ろうとしている

足音が聞こえた。