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「どーぞ笑」
照〔今後のここの使い方の話なんだけど、絶対にAか阿部のどっちかと来よう。あと、通る時はお湯淹れてないか確認してから通ろう。〕
「はい!あと、向こうは一応スリッパ履いといて?スリッパ入れるとこ後で付けとくから。絶対ね!」
亮〔それと、お釜使う事とかあるけど、そういうお湯が入ったやつを運ぶときは、“お釜通ります”とかって言う。そしたら返事して、道をあける。〕
「それ大事だね」
照〔それぐらい?まぁ何かあったら絶対ふたりの言う事を聞くこと。いいね?〕
ラウ〔わかりました!〕
「……ねぇ、お腹空いた」
舘〔お昼ご飯なに食べたい?〕
ラウ〔「チャーハン!」〕
舘〔わかったよ笑〕
大〔手伝うー!〕
舘〔じゃあ佐久間もおいで〕
大〔わーい!〕
「じゃあ私はここ片付けしてから戻るよ」
辰〔俺も手伝う〕
亮〔俺も〕
翔〔俺らは部屋の片付け先に進めとこうぜ〕
目〔わかりました〕
そして皆が一斉に動き出す。
「辰哉?」
辰〔なに?〕
「やけど、大丈夫だった?」
辰〔え?あー、うん〕
「………どこ?」
辰〔腹と太もも〕
「失礼」
辰〔ちょっ、Aっ〕
若干無理矢理座らせて上に乗り、着ていた
ジャージのボタンを外してシャツをめくる。
……なにこれ、真っ赤じゃん。
しかも結構広範囲。
「………ポットのお湯も溢したの?ねぇ?」
辰〔………〕
「よくこんなになって大丈夫とか言ったよね?もっとちゃんと自分を大事にしてよ!真っ赤じゃん!」
辰〔っ、Aこそ自分を大事にしろよ!ひとりであれこれ溜め込んでないでさ!今だって体調悪いんだろ!?辛いなら辛いって言えよ!〕
「言っても……言っても、どうせどうにもならない!(ジワッ」
そういって辰哉を放して水屋にこもる。
あんな事言いたい訳じゃないのに……
少ししてから亮平が入ってきた。
亮平は私の様子をチラッとみてから
無言で片付け始める。
亮〔……Aもあんな事言いたいわけじゃなかったんだよね?〕
「……うん(グスッ」
亮〔ふっかもさ、言い方は強かったけど、あれ本音だと思うよ?〕
「(グスッヒック」
亮〔俺らもさ、頼ってほしいんだよ。Aはひとりで抱え込みすぎるの。もっとメンバー頼りな?〕
「わぁぁぁぁぁんっ(泣)」
ギュッ
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みーたん(プロフ) - 明太子フグさん» ありがとうございます!!!頑張ります\(///▽///)\ (2019年6月20日 20時) (レス) id: 9e5f2b1232 (このIDを非表示/違反報告)
明太子フグ - 応援してます! (2019年6月20日 18時) (レス) id: 46f56e27d4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:みーたん | 作成日時:2019年6月13日 13時