Jr.で妄想

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元太Sid



ちゃかに返事するなんてねぇ、考えもしなかったよ。

てか、俺以外のやつに返事するとも思ってなかったし。






「それだけの為に来たの？」

『うん、そうだけど？』

「くだらないねぇ、はい、早く戻って下さーい」






そういって俺を押し出す。

Aは周りに見られていることなど気付かずに笑






ASid



《A様！》

「え、あ、はい」

《これから敬語なしでもよろしいでしょうか？》

“はぁー！？”





会話を聞いていた人達が一斉に声を上げる

すると、宮近くんのお友達の七五三掛龍也くんが止めに入った。




〔それはいくらなんでもダメでしょ〕

「いや、いいけど。」

“えぇーー！？”

「……むしろなんで敬語なの？」

〔A様だからですよ〕

「意味分かんない」


ｻﾞﾜｻﾞﾜ




あ、素を出しすぎた。かも。




〈やっぱりA様はカッコイイ！！〉




クラスの誰が大声で言った。てか、そっち？笑




“まじそれな！”

ーーー


お昼、いつも通り元太くんと食べようとすると

宮近くんと七五三掛くんに声をかけられて

4人で食べることに。




『ちゃかはなんでAちゃんに話しかけたの？』

「ちょっとストップ」

『なに？』

「宮近くんの事知ってるの？」

《幼馴染》

「は？まじ？」

〔逆にA様は知らなかったの？〕

「うん。ていうか、その呼び方やめて？」

《それに慣れちゃってるんですよ！》

「あ、そう」




それからは4人で行動することが多くなった。

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